Canon100mmマクロレンズ 新旧画質比較

キャノン純正の100mmマクロレンズレンズ、現行機種の高価Lレンズ(EF100mm F2.8L マクロ IS USM)と、既に製造を終了している安価な旧レンズ(EF100mm F2.8 マクロ)との画質比較をしてみました。
(2020年5月現在の中古品価格は、現行機種の方は約65000円、旧機種の方は25000円と、3倍近くの開きがあります)

マクロレンズの画像
(左)EF100mm F2.8 マクロ
(右)EF100mm F2.8L マクロ IS USM

では、まず最初に全体画像の縮小イメージ比較です。

マクロレンズの比較画像

次に、中心部分の等倍画像の比較です。

マクロレンズの比較画像

比較の結果、全くと言っていいほど、画質やボケ味に差は現れませんでした。
旧機種は、USM(音波モーター)ではないのでAFスピードが遅く、IS(手振れ防止機構)もないので、シャッタースピードによっては三脚を使う必要がありますが、 とても軽く、レンズの前玉が奥に引っ込んでいるのでレンズフードも不要で、使い勝手が良い。動かない被写体を三脚を据えてじっくり撮影するのなら、旧機種でも十分と感じています。