マイ登山用デジカメ 画質比較

 

もうすぐ年金暮らしを迎える身にとっては、いかに支出を抑えて趣味を楽しむか、それを追求しなければならないと思っています。
そういうことで、私は、カメラは主に中古品を購入しています。
中古品でも、買い急がずに、よくよく吟味すれば、程度の良いものをお安く購入することができます。

これまで、登山用の愛用カメラは、もっぱら Canon Powershot G7X でした。

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CSANON Powershot G7X
しかし、このカメラもだいぶんガタがきだしていて、レンズ内部にも埃が目立つようになってきたので、買い足すことにしました。

新調したカメラの方向性は2つ
ひとつは、荒天や過酷な状況に耐えられる全天候型のタフネスカメラ
もうひとつは、高画質を追求したコンパクトなカメラ
その結果、令和2年6月現在、タフネスカメラは Olympus Stylus TG-4、高画質カメラは Panasonic Lumix DMC-TX1 をヤフオクで中古で購入して愛用中です。(TG-4は近いうちに売却して、少し画質が良くなったTG-5 に更新する予定)

 

この3つのカメラの画質がどれほど違うか、比較してみることにしました。

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全体画像のイメージ

屋外(遠距離)

広角側

TG-4    25mmG7X    24mmTX1    25mm

望遠側

TG-4    100mmG7X    100mmTX1    250mm

室内(近距離)

中間域

TG-4    54mmG7X    24mmTX1    54mm

望遠側

TG-4    100mmG7X    100mmTX1    250mm

画質比較(中心部分を拡大)

屋外、室内ともに、開放絞りでの比較を行いました。
画像は、中心部分の等倍画像で、トリミングサイズは、横900ピクセル、縦645ピクセルです。
それぞれの画像をクリックすると、等倍画像で表示することができます。

屋外(遠距離)

広角側

(上)Olympus Stylus TG-4    25mm  f2.0
(中)Canon Powershot G7X    24mm  f1.8
(下)Panasonic DMC-TX1    25mm  f2.8

望遠側

(上)Olympus Stylus TG-4    100mm  f4.9
(中)Canon Powershot G7X    100mm  f2.8
(下)Panasonic DMC-TX1    250mm  f5.9

 

室内(近距離)

中間域

(上)Olympus Stylus TG-4    54mm  f3.5
(中)Canon Powershot G7X    54mm  f2.8
(下)Panasonic DMC-TX1    54mm  f4.2

望遠側

(上)Olympus Stylus TG-4    100mm  f4.9
(中)Canon Powershot G7X    100mm  f2.8
(下)Panasonic DMC-TX1    250mm  f5.9

 

総評

【検証結果】
・全体を通して、Powershot G7Xがとてもシャープで解像感のある画像が得られた。
・TG-4は、センサーサイズが小さいだけに、全体的に解像感がなく、ぼやっとした画像になっている。
・DMC-TX1は、広角側はとても解像感があるが、中間域から望遠にかけては、解像度が甘くなっている。

【まとめ】
全体的にPowershot G7Xの圧勝だが、広角域では、DMC-TX1の方が若干画質が良いと思われる。
・DMC-TX1は、望遠の画質の甘さが指摘されているが、今回の比較結果では、望遠よりもむしろ中間域の方が画質の低下が大きかった。
・TG-4は解像感が劣っていることに加え、暗部や単一色の部分にノイズが発生している。