中高年の趣味は写真がおすすめ

中高年の方の趣味として写真(カメラ)は人気がありますよね。

かくいう私も、若い頃から一眼レフによる写真の趣味をたしなんでおります。

私が長年飽きもせずこの趣味を続けてこられたのは、素晴らしいメリットがたくさんあるからです。とくに中高年には最適な趣味だと思っております。

それでは、写真の魅力をお伝えしたいと思います。

 

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写真のメリット

間口が広い

スマートフォンで写真を撮る高齢者いろいろなカメラ

写真を撮る手段(=カメラ)はたくさんあります。
スマートフォンの内蔵カメラで気軽に日常を切り取ることもできますし、カメラ専用機でも、コンパクトデジカメ、ミラーレス一眼、初級用の一眼レフからフルサイズのプロ級一眼レフ、また、こだわりのフィルムカメラや中判・大判カメラまで、選択肢は豊富です。

これだけ選択肢があるので、撮影する目的やレベルに応じて誰でも気軽に入っていける趣味だと言えます。

ステップアップが楽しい

選択肢が豊富ということは、撮影レベルの向上に伴って、ステップアップの幅も大きいということです。

また、カメラ本体だけでなく、レンズを始めとした周辺機器も豊富で、機器の性能も日進月歩で進歩し続けているので、飽きることはありません。

「ながら」で楽しめる

ちょっとした散策から、家族の日常やイベントなど、スポーツ観戦、旅行にいたるまで、カメラを持っていれば、その楽しみが倍増します。

どんなときでも「ながら」で写真撮影ができるので、気負わないで気軽に楽しめる趣味だと言えますね。

外出の機会が増える

散策する高齢夫婦

これが定年後のセカンドステージにとって大切なことだと言えます。

定年後の虚無感からうつ状態になって自宅に閉じこもる人が多いと聞きます。
そうなる前に、外出の機会を増やして生活のリズムを整え、良好な精神状態を維持することが大切です。
写真の趣味があれば、特に目的がなくても、「どこかへ行ってみよう」という気持ちにさせてくれるものです。

私も、何の目的もないのに、ふと近くの海岸に夕日を見に行きたくなったり、ちょっとした催しなどがあれば、「行ってみようかな」という気にさせてくれます。

物事に感動することが増える

道端の花

私は、たとえば自宅付近を散策しているとき、普段は何の気なしに通り過ぎていますが、カメラを持っているときは、道端に咲く可憐な花や、その周りを飛び回る小さな虫たちに自然と意識が向きます。
こんな小さなことにいちいち感動するのです。

そういう習慣ができると、物事に感動しやすくなります。
空を見ては感動し、山を見てはまた感動。
これは、写真を趣味にしていることで、感動を写真に収めたいという欲求が芽生えるからだと思っています。

中高年にとって、物事に感動する習慣付けはとても大切だと思っています。
物事に感動すると、自然と心が癒されます。

感動が残せる

朝日を写真に収める人

体験した感動は、写真に収めることで、その場限りの感動にとどまらず、永遠に残すことができます。
感動シーンの数々をアルバム化して残していく作業もまた楽しいものですね。

 

まだまだ伝えきれないメリットがあります。
家族や仲間とのコミュニケーションが増えたり、コンテスト応募など作品作りに熱中できたり・・・

でも、メリットばかりお話ししてもいけないので、デメリットの方も考えてみましょう。

写真のデメリット

これといって大きなデメリットはないのですが、あえて言えば・・・

機材がすぐに陳腐化する

写真技術の中心がアナログ(フィルム)からデジタルに変わってからは、どんどんカメラの機能が進歩するようになりました。

私は、平成8年に初めてデジタルカメラを購入しました。
当時のハイスペック機だったのですが、そのカメラの画素数が38万画素でした。ところが、それから24年経過した現在、愛用カメラの画素数は、2600万画素で、約70倍に進化しました。

画素数だけでなく、画質や機能も年々進歩し続け、後継機種がどんどん投入されています。
技術進歩は歓迎すべきことなのですが、そのおかげで、、持っているカメラがすぐに見劣りするものになってしまいます。
そうなると、どうしても新しい機種が欲しくなるんですね。

所有欲で出費がかさむ

自分の写真技術の向上につれて、カメラも上位レベルのものが欲しくなり、また、周辺機器もどんどん揃えたくなってきます。
写真愛好家の中には、めったに使用しないのに高価な機材を買いそろえて、所有欲だけで満足している人も見かけます。

よく「レンズ沼にはまる」と言われます。
これは、一眼レフのユーザーが、良い写真を撮りたいがために、どんどん高価なレンズに手を出し続けて、その欲求から抜け出せなくなることをいいます。
交換レンズは、高価なものになるとカメラ本体の価格をはるか超えてしまいます。なかには100万円以上の高級レンズも存在します。

レンズいろいろ

こうした所有欲をかき立てられやすいのが、写真という趣味の恐ろしい部分ですね。

セカンドライフの基本は、お金を掛けずに趣味を楽しむことです。
写真の趣味は、そんなに贅沢しなくても十分楽しむことができますよ。

ちなみに、私は保有している写真機材は、一眼レフがメインです。
ミラーレスが主流になりつつある現在、一眼レフはすでに歴史上の遺物になりつつあるのですが、私たち高齢者が腰を落ち着けてじっくりと趣味として楽しむには、最適なカメラだと思っています。
私の一眼レフに対する思いは、次の記事で説明しています

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さあ、残りの人生を写真ライフで謳歌しましょう!